七五三シーズン突入!神社とカメラマンの関係について
いよいよ10月!
本格的に七五三シーズン突入です。
毎年何度も撮影に伺う赤坂日枝神社にも、昨日、今年初めて行ってまいりました。
五歳七五三@赤坂日枝神社2019

出張撮影が一般化してくるにつれて、境内でのロケーション撮影も流行しており、最近ではどの神社にいっても同業者に会います。
そうすると何が起こるかというと、マナー違反するカメラマンが一部に出てしまうようで・・・
外部カメラマンを禁止したり、有料の事前申請を必要とする神社さんも増えてきました。
最近でいうと、大宮の武蔵一宮氷川神社は、この秋から事前申請登録が必須となりました。
きっとこれからも増えていくんだと思います。
お客様にも知っておいてほしい、神社とカメラマンの関係のお話。
少し書いておきたいと思います。
「七五三ロケーション撮影」という言葉がずいぶん浸透してきて、七五三をご検討する親御様にとってはスタジオ撮影とあわせて選択肢のひとつとして定着してきたように思います。
ですが、神社はあくまで神事をおこなう場所。
ご参拝にくるすべての方にとっての神聖な場所であり、
神社さんにとってはカメラマンのために場所を用意しているわけではないし、まして神社は写真の背景布ではないんですよね。
七五三はお子様の健やかな成長を願い、今日までの日々を神様に感謝する日であって、
”写真を撮るための日”ではありません。
そして、カメラマンもお客様と同様、参拝客のひとりなんです。
私自身「七五三ロケーション撮影」をプランとして出していますので、境内では自分のお客様を中心に動くわけですが、
そういう当たり前のことを忘れないように、心に留めて撮影するように心がけています。
大きな声を出しすぎないように、
ほかの参拝客の動線の邪魔にならないように、
神様に失礼のないように、
ついつい夢中になってしまう撮影中も、そんな風に思っています。
撮影前、お客様と合流する前にご参拝。
手を清め、お賽銭をして、手を合わせて神様にご挨拶します。
そして、事前申請が必要でもそうでなくても、必ず社務所にご挨拶。
一番お世話になっている溝口神社さんには、年に一度玉ぐし料を納めさせていただきます。
これからも、七五三やお宮参りというハレの日を、境内で撮影させていただく機会が続きますように。
ベテランの先輩カメラマンの中には、神社の宮司さんなどにもご協力いただいて「神社撮影マナー講座」を定期開催している方もいらっしゃいます。
私も、何度も受けさせていただいております。
もし同業でこの記事を見てらっしゃる方がいたら、ぜひチェックしてみてくださいね。
https://www.facebook.com/events/373045137055921
五歳七五三@赤坂日枝神社2019
